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病理医と残業

自身の患者を持たない病理医は、患者の容態に振り回される臨床医とは異なり勤務時間に余裕があると言われます。実際病理医の求人や病理医を目指すことを勧めるサイトなどでも「患者と関わることがないため残業や当直は一切なし」と紹介されていることがあります。では本当に病理医には一切残業も当直もないのでしょうか。

ある統計によると、確かに病理医の残業率は他科の医師と比べるとかなり低めで1日の勤務時間も9時間程度。仮に8時半に出勤したとすれば17時半にあがることができる計算になります(2014年の統計です)。このため子育て中の女性病理医でも勤務しやすく、私生活との両立が可能な科目とも言われています。しかしこれは都心部の、病理医がある程度充実している病院における統計。実際には「どこで働くか」によってかなりバラツキがあります。

前述の通り、病理医はどうしても都心部に集中しがちであるため、地方になると極端に病理医の数が不足しています。それでいて病理医の存在が欠かせない地域がん診療病院では「専任の病理診断に携わる医師(つまり病理医)を1人以上配置すること」という要項があるため、各病院ではこのギリギリの人数である「1人病理医」を配置して何とか要件を満たそうとします。つまりたった1人でその地域のがん患者の病理診断にあたらなければならなくなっているのです。こうなると、「残業なし」どころの話ではなくなります。患者の細胞診断や組織診断に追われてどれだけこなしても仕事は終わらず、その上病理解剖ともなればいつ起こるか予想もつかないため24時間態勢で待機せざるを得ない状況になってしまいます。このため、地方で「1人病理医」として勤務している人はまとまった休日も取れず帰省や学会のための出張も難しい、という悩みを抱えています。更に危険なことに、1人病理医が私生活を犠牲にし無理を押して仕事を続けることで医療ミスに繋がったり、過労で倒れたりするとその仕事を代わって行うことのできる医師が誰もいない状態になってしまうことも考えられます。

それで深刻な病理医不足を解決すべく、現在様々な努力が払われています。これまで認知度の低かった病理医ですが、漫画やドラマなどでも病理医を主人公にしたものが登場し始めその魅力をアピールしていますし、日本病理学会でも様々なセミナーやパンフレットを通して病理医になることを推奨しています。こうして状況が改善されていけば、都心部の病理医のように本当に「残業・当直一切なし・私生活との両立可」という本来の姿を取り戻せると期待できるでしょう。

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